新しいインクリメント・エンコーダー・シリーズが、シリコンに関連するリードタイムの制約に対応
2022年6月7日
CUI Devicesのモーショングループは本日、AMTインクリメント・エンコーダー製品ファミリーに新モデルを導入することを発表しました。既存のAMT11シリーズパッケージに基づき、新しいAMT11Aシリーズではシリコン関連のリードタイム制約の対象とはならず、AMT11エンコーダモデルのドロップイン代替品として使用できます。AMT11Aエンコーダは、オンボードDIPスイッチを介して選択可能な96~4096 PPRの16種の直交分解能を提供します。
CUI Devicesの独自規格の容量性ASIC技術により、AMT11Aシリーズは高いレベルの耐久性、精度、環境要因に対する耐性を提供します。コンパクトなラジアル・パッケージとアキシャル・パッケージのタイプがあり、設置が容易なロッキング・ハブ、5 Vで16 mAの低消費電力を特徴としています。また、AMT11Aシリーズは-40 ~ 125°Cの動作温度範囲があり、差動ライン・ドライバ・バージョンを提供します。
AMT11A-Vキットには、2mm~8mmの範囲の異なるスリーブ・オプション9つ、シンプルな取り付けツール2個、さまざまなモーターと接合できるよう複数の取付け穴パターンが事前に空けられたベースプレートが含まれています。これらのオールインワンキットコンポーネントを組み合わせることで、モーターへの取り付けプロセスを簡素化し、生産中のSKU数を大幅に削減します。
AMT11Aシリーズは、販売代理店を通じて50個単位での価格が1個あたり$28.46からご購入いただけます。OEM価格についてはCUI Devicesまでお問い合わせください。
エンコーダーに関する役立つリソースやツールについては、多くのブログ投稿、ビデオなどを掲載したリソースライブラリをご覧ください。
製品名:AMT11Aシリーズ、AMT11A-Vキット
納期: 10週間
対象ユーザー: ロボティック、産業、自動化アプリケーション
主な特長: AMT11シリーズのドロップイン交換品
コスト: 販売代理店を通じて、50個で1個当たり$28.46から購入可能