新しいインクリメント・エンコーダーシリーズが拡張解像度オプションをサポート
2021年6月22日
CUI Devicesのモーショングループは本日、AMTインクリメント・エンコーダー・ファミリーに新モデルを導入することを発表しました。既存のAMT10シリーズパッケージに基づいた、この新しいAMT10Eシリーズは、一般的な1250 PPR、2500 PPR、5120 PPRの解像度を含む、標準バージョンでは不可能な13の新しい解像度を提供します。このAMT10シリーズの拡張バージョンでは、内部正弦波パターン数を2.5倍に増やすことで、標準分解能セットも2.5倍に増やすことができます。
AMT10Eシリーズは、120~5120 PPRの16直交解像度を特長とし、オンボードDIPスイッチを介して選択可能です。CUI Devices独自の容量性ASIC技術を使用して設計され、環境微粒子に対して高いレベルの耐久性、精度、耐性を実現します。AMT10E シリーズは、小型ラジアルタイプかアキシャルパッケージタイプで提供され、5 Vで6 mAの低電流消費を誇り、オプションのインデックスパルス付きCMOS出力を備えています。
AMT10E-Vキットには、2mm~8mmの範囲の異なるスリーブ・オプション9つ、シンプルな取り付けツール2個、さまざまなモーターと接合できるよう複数の取付け穴パターンが事前に空けられたベースプレートが含まれています。これらのオールインワンキットコンポーネントを組み合わせることで、モーターへの取り付けプロセスを簡素化し、生産中のSKU数を大幅に削減します。
AMT10Eシリーズは、販売代理店を通じて50個単位での価格が1個あたり$21.26からご購入いただけます。OEM価格についてはCUI Devicesまでお問い合わせください。
エンコーダーに関する役立つリソースやツールについては、多くのブログ投稿、ビデオなどを掲載したリソースライブラリをご覧ください。
製品名:AMT10Eシリーズ、AMT10E-Vキット
納期: 12週間
対象ユーザー: ロボティック、産業、自動化アプリケーション
主な特長: 最大5120 PPRの拡張増分解像度をサポートします
コスト: 販売代理店を通じて、1個あたり$21.26で50個から販売